2007/02/21

電通の「2006年 日本の広告費」

毎年2月の中旬に発表される電通の「XXXX年 日本の広告費」ですが、
本日、2006年度版が発表になりました。

(電通)「2006年の日本の広告費は5兆9,954億円、前年比0.6%増」[PDF]

ネット広告は3,630億円で、前年から約30%増加したみたいです。
そのうち、モバイル広告が390億円、検索連動型広告が930億円
だそうです。他の項目の割合も見てみたいですね。

約1ヶ月前に出たアウンコンサルティングのリリース[PDF]と比較すると、
ネット広告費のアウトラインはほぼ同じですが、検索連動型の
数字に42億円の差が出ています。(電通:930億円、アウン:888億円)
電通が以前出したリリースから考えると、コンテンツ連動型広告の数字を
検索連動型広告の数字に含めているような気がしますね。
(来年あたりには項目の再定義があるのでしょうか)

ちなみに、推移はこんな感じです。

日本のインターネット広告費の推移
----------------------------------------
2001年  735億円
2002年  835億円(前年比 115.0%)
2003年 1,183億円(前年比 140.0%)
2004年 1,814億円(前年比 153.3%)
2005年 2,808億円(前年比 154.8%)
2006年 3,630億円(前年比 129.3%)
----------------------------------------

ところで、リリースの中で、検索連動型広告が成長した要因の一つは、
テレビCMからネット接続をうながす手法として従来のURL表示からキーワードを検索窓に入力してネット接続させる手法が定着しつつあることもSEM拡大に寄与した。
であると挙げられていますが、
ここ最近の「キーワードを検索窓に入力してネット接続させる手法」
に使われているキーワードを並べてみると、競争が少ないため
入札単価が低く抑えられているワードが多いことが分かります。
韓国エンタメ
ヨシズミ
肖像権
ハトマークネット
ピタットハウス
an
アイフルホーム
ドミノピザ
ジャイアンツ
JTB
バミューダ・トライアングル
J:COM
岩井 逆指値
第一の外貨
ピンシーカー
ケアベール
グルメギャオ
ベティローン
ダック
usj
セブンイレブン
サンミューロン
OMC
三武
パンテオン両国駅前
160
高須クリニック
ルパン 死
エスエスオート
手作りチョコ
アートネイチャー
エネルギー
ディースター
ハピネス
明光義塾
play-t
テレ朝ごはん
レダ
ヤマハ英語教室
とっておきの豊洲
スバル30
パルシステム
快適王国
ハウスメイトナビ
うるおい伝説
コスモドラえもん
W51CA

アラウーノ
検索エンジンと広告 (復活)様の最近のエントリより抜粋させて頂きました。

これらのキーワードで、仮にTVなどの他メディアでのキャンペーンが成功し、
検索クエリが大幅に増えたとしても、そもそもの係数であるクリック単価が
低いので、全体としての費用はそれほど大きくなりません。
(だから広告主は好んで使うのですが)

なので、上記のキーワードに象徴される「○○で検索」ブームが、
検索連動型広告の売上増加の大きな要因になったとは正直にわかには
考えにくいのですが、まあでも、これだけブームになっているので、
一般的には妙な説得力を醸しているんじゃなかろうかと思いました。
 
 

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