ターゲット別到達コストについて
『次世代広告マン養成ギブス その4 「メディア別ターゲットCPM計算」』
例えば、M1(男性20~34歳)のターゲットCPMで比較してみよう。
新聞 18,261円 雑誌 3,113円 テレビ 4,771円 ラジオ 1,251円
それぞれ個人全体のCPMで
新聞 1,924円 雑誌 1,122円 テレビ 472円 ラジオ 180円
だから、特定層をつかまえるコストは、単純到達コストよりかなりかかることが分かる。
ここから読み取れる情報は大きくわけると3つあって、
(1) メディア別の到達コストは違う
(2) ターゲット別の到達コストも違う(絞れば単価は上がる)
(3) ターゲット別の到達コストの単価変動率はメディア別に違う
ということだと思うのですが、(1)のメディア別の到達コストの比較については、本文中にもあるとおり単純比較はあまり意味をなさないですし、むしろ勘違いによる弊害を生みやすいので、やはりこの記事ポイントは(2)と(3)にあるかなぁと思いました。
細かく分析しても仕方ないのですが、まとめると、雑誌はやはりもともとターゲットメディアだったのだねということでしょうか。
話は飛びますけど、個人的には、この「ターゲット」という言葉の定義に興味があります。
今はどのメディアシートを見ても、ターゲット層を測るときに参考にする情報というのは、年齢や性別、職業のようなデモグラフィックについての欄になるわけですけど、デモグラ情報がそのままターゲットになる世界なんて、高度経済成長期じゃないんだからもう殆ど意味をなしてなくて、でまかせに近いと思っています。
雑誌のターゲティングなんかはいい例で、年齢や性別、職業やライフステージといった、ある意味当たり前すぎる微妙ターゲティングだけでなく、読者の趣味嗜好や、その趣味嗜好の集まった層(クラスタ)を盛り上げていくような企画を出して、欲している層に確実にリーチしていくというサイコグラフィックなアプローチをもともとしているので、到達コストにそれほど差が出ないのが他のメディアと違うところかなと思います。
ネット広告だと、そのサイコグラフィックに「その欲した瞬間にリーチできる」という価値を加えたのが新しくて、しかもそれはネット以前には存在しえなかった世界史上初のものすごいことなので、だからこそSEM(検索エンジンマーケティング)なんかに代表されるネット広告はここまで伸びまくってきたのだろうと思うわけです。
検索の先にあるユーザーの欲する情報(があるだろうウェブページ)も、今やGoogle AdSenseやその他のコンテンツ連動広告の対象としてリーチできるメディアになっています。
「欲した瞬間」というのはおそらく最も広告価値が高い瞬間だと思いますが、その欲した状態から具体的に情報収集などのアクションに移っている状態も引き続き広告価値が高い状態だと思います。
だから、ネット広告、特に他媒体では出来にくい瞬間をとらまえるターゲティングができる商品に関しては、もう少しCPMが上がってもいいのではないかと。1,000円を超える商材って滅多にないですしね。
テレビの力ってやっぱりとてつもなく凄いですし、人の興味関心を一定の規模で作ったり喚起させることができるのも引き続き日本ではテレビしかないと思ってますが、その興味関心が行き着く先は、やはりターゲティングされた媒体であり、企業が広告を出す理由は、最終的には喚起元であるテレビも含めた、それぞれの媒体を何らかの形で経由して発生した売上しかない思います。このマーケティングのゴールを達成するのに、どの媒体が、どのクリエイティブがどれだけ作用したか(させたか)を、オンラインやオフラインに関わらず、それぞれの媒体を個別に短絡的に判断するのではなく、常に総合的に考えていかなきゃいけないんだなーと思ったら気が遠くなってしまいました。
うーん、何を言いたかったのかよく分からなくなってきたなぁ・・・。
またどこかでまとめてみたいと思います。











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