ニコ動のTOPページバナー
いや、比較してどうこうという話ではないのですが、ニコニコ動画のトップページのバナーを見ていて、やっぱり場に合ったクリエイティブってのは大事だなぁと思いました。
パッと見、やはり@typeとかNEXONがいい感じです。@typeはGIFでテキスト重視でアニメなし、NEXONはFLASHで初見は長め、2回目から短くなるアニメで、どちらもニコニコ動画がどんな場か分かった上で貼ってる感じがします。ちなみにNEXONの画像では上部のブレイドクロニクル(ββ)のバナーもかなりいいですね。
O-netは逆に、他で見るのと同じ「結婚力診断」で、若干微妙なフレーバーが漂っています。正式名は「結婚チャンステスト」みたいですが、バナーで伝えるにはちょっと弱いのか、よく見るコピーはどこでも結婚力の方です。
ニコニコ動画の広告については各所でたくさん言及されているので敢えて重ねませんが、やはりここの広告の反応がいいのは場の特殊性への理解を徹底したところで、それは媒体資料に載ってるデモグラとかのデータでは絶対に分からないけど、広告貼る以上ちゃんと誰かが分かってなきゃいけないみたいなところなんだと思います。細かいけど実は大事というか、広告ってもともとそういうところで勝負してたんじゃなかったっけとか。
クリエイティブの話になると、「AはイケててBは惜しい」とか「AはCTR高くてBは低い」とか、どうもモノだけ見ての感覚値での比較だったり、単一の指標とかだけで判断しがちですけど、場でいくらでも変わるだろうと、そんな当たり前のことを常々思っています。みんな思ってるはずだとも思っています。
まあネット広告ばっかり見てるので、テレビとかだと「AはイケててBは惜しい」がもっと大事であるという世界があるのは分かりますぐらいしか言えないのでアレですが。
ただ少なくとも、ネット広告だけ見てると、何ちゃらターゲティングとか声高に叫ぶ割にみんなが気をつけてるのは配信するまでの世界だったりして、なんなのよと思います。
もちろん、単価安いし数打たないといけないからというのは分かりますが、それだったらメディアレップ2社だけしか存在意義がなくなってしまう。
O-netのバナーだって、このクリエイティブなら非モテとか非コミュとかの話が盛り上がりやすいはてな匿名ダイアリーのAdSense枠にAdWordsでサイズを変えて載せた方が反応が良さそうとか、ニコ動でやるなら思い切って例えばミクとか修造とかのロングセラー系を起用したり、「結婚とかマジパネェwwwwwwwww」みたいに草生やしてるだけとかのツッコミどころしかないような残念クリエイティブにしてしまうとか、とにかくネットだからこそできるスピード感とか臨機応変な感じがあるだけでだいぶ違うような気がします。
行き過ぎた自動化への揺り戻しがこれからくるんじゃないかって思いもあるにはあるんですが、自動化もマニュアル万歳も、どっちもまだまだ中途半端だと個人的には思っています。同時に、業界人材の若さと回転率の高さもあいまって、それがちょうどよいバランスに着地するのはまだまだ先になるような気もしています。
作る側じゃないけど、僕ももっと現場で口出しだけじゃない仕事ができるようにがんばらないと。面倒ですが丁寧に粘り強くやっていきたいと思います。


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